残暑厳しい毎日ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。
全国的に雨が降らないせいで、他方面で被害に苦しむ方々のお声を耳にします。
私たちの住む新潟県も連日の猛暑でさらに雨が降らず、農作物が悲鳴を上げております。
田んぼの水がなくなり、稲が枯れてしまったという心苦しいニュースが連日報道されております。
新潟県は言わずと知れた「米どころ」でございますが、そもそもなぜ新潟県が米作りに適しているかといいますと、
新潟県は日本海側にあり高温多湿、また積雪地域で山々も多く、山間部から流れる水はきれいでミネラルを多く含むと言われております。
それに加えて、元々昼夜の寒暖差があることで、日中光合成したデンプンを夜に消費することなく蓄えられていたので、
もちもちとした粘り気のある質の良いお米を作ることができたそうなのです。
ですが昨今、日本全土で前年の最高気温を更新し続け、梅雨という時季がとても短くなり、夏季の降雨量は年々減少しております。
最近の雨の降り方は熱帯雨林地方特有のスコールのようだと思いませんか。突然の打ち付けるような激しい雨、吹き飛ばされるかと思うくらいの突風。
少しづつ、確実に、私たちが育ってきたころの気候ではなくなってきた「今」をさみしく思い、また恐ろしくもあります。
地球温暖化について私たちにできること、やるべきことを精査し、できることから始めたいと思いました。
新潟県の大好きなお米をこれからも守っていき子供たちにもたくさん食べて大きく育ってほしいと思うばかりです。
ちなみに私は、ご飯のお供と言ったら、村上市が誇る塩引き鮭ですね。